『認知症対応型』のデイサービスが苦境に陥っている訳
デイサービスは介護事業の中で最も数が多いですが、事業の形態として大きく分けて『認知症対応型』、『一般型』に分かれています。
『認知症対応型』の赤字割合が32.8%に上るようで、『一般型』の26.1%と比較して少し高くなっています。≪出所:独立行政法人 福祉医療機構≫
なぜか?
特にポイントとなるのが「利用者に対する従業者の人数」です。
一般型が利用者10人当たり5.16人なのに対し、認知症対応型は7.78人。2人以上多くなってしまい、人員の配置が大変になるのだと考えられます。
症状の重い認知症、医療への依存度が高い利用者に入所してもらうためには、人員配置をきちんと考える必要があります。そうなると多くの人件費がかかってしまうのは当然ですよね。
こういう現状と世の中の動きを見ていると「厳しい経営をしている事業所が本当に多い」と感じざるを得ません。
平成27年度、介護報酬がマイナス改定に
介護報酬がマイナス改定となったことで、収益が減少した事業所も多数に上ります。さらにどの業態の介護事業所も規模が小さくなるほど、赤字となる事業所が多くなっています。
これを解消するためにはどうしたらよいか?
どんなビジネスにも当てはまることですが、簡単に言うと
「利用者を増やす」or「従業者・人件費を減らす」事ですよね。
でも実際に介護の現場で、従業者を減らすことなんてできるのでしょうか?
だとすれば利用者を増やす、利用率を増やすしかないわけです。
そこから何をすべきかが自ずと見えてくると思います。